『茶婚式』♪
最近少しずつ知られてきている『茶婚式』ってなんでしょう(^^)
『茶婚式』は「ちゃこんしき」と読み、茶道の精神と作法に沿って行う結婚式のことです。
茶道と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、人との一生に一度の出会いを大切に相手に誠意をもって尽くす「一期一会」と、主人も客人もお互いに敬意を示し、雰囲気を大事にする「和敬清寂」の精神を持つものです。
茶道の精神ということで和の格式が保たれていますが、特定の宗教に左右されないのは人前式と似ていますね。
茶婚式は、茶室の設備のある料亭やホテルで行います。
その流れは、茶人にお茶を点ててもらい新郎新婦が飲み交わすもの。
抹茶のなかでも特に上質な「濃茶」で格式高いお椀を使い茶人が点てたお茶を夫婦で飲み交わし、誓いの言葉をみんなの前で読み上げます。
そののち新郎新婦と参加者全員で、茶人が点てたお茶とお茶菓子でお茶会のような時間を過ごします。
最後に新郎新婦が指輪を交換して式は終了です。
神前式とよく似ているのですが、茶婚式はよりシンプルな進行になっています。
茶婚式のいいところは、茶室という小さな空間で行われることが多いため両家の距離が近く一体感が生まれやすいことですね。
また、厳かでありながら、お茶会のような雰囲気の時間があり更に距離が近くなりますね。
結婚式の挙式の機会に普段触れる事の少ない『茶道』の作法を知り、日本文化に触れられるのも魅力的ですよ。
茶婚式を知り候補に入れてみませんか(^^)