結婚指輪の歴史♪
2017/10/22
結婚指輪の歴史を調べてみました。
その歴史は9世紀にまでさかのぼり、当時のローマ教皇であったニコラウス1世が妻に指輪を贈ったというものが始まりだと言われています。
それをきっかけに、少しずつ結婚指輪を結婚の証にすることが一般的に広がっていき、1027年に「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を渡し交換している」と記録があります。
その後結婚式で結婚指輪の交換の儀式が始まったのは、11世紀ごろだといわれていて、指輪はその丸い形から永遠に途切れることのない愛を意味し、愛が永遠に続くようにとの願いを込めて結婚指輪の交換をするようになったのです。
左手の薬指に結婚指輪をつけますが、これには古代ギリシャの考えが関係してるんです。
古くからギリシャでは左手の薬指と心臓は一本の血管でつながっていると信じられていて、左手の薬指に指輪をつけることは、お互いの心をつなぐという意味なんだとか。
カトリック教会では、1614年に「結婚指輪は左手の薬指にはめる」ということが定められています。
日本では江戸時代後期に指輪を付けられていることがわかっていますが、一般的に広まったのはもっと後で、戦後に西洋の文化が一気に広まった高度経済成長期のあたりで割と最近のことになります。
今も変わらない結婚の証である結婚指輪の歴史を知ってみると面白いですね(^^)