ウエディングケーキの歴史♪
2017/10/23
結婚式に欠かせないウエディングケーキの歴史について調べてみました!
その歴史は古代ギリシャ時代までさかのぼり、繁栄を祈願して花嫁の頭の上に砕いたビスケットをまいたことが始まりという説があります。
ビスケットの原料の小麦は当時の主食だったため、生活に欠かせない物で、そのビスケットを粉々に砕き、花嫁の頭上に撒き、収穫や子宝に恵まれるように願いました。そして花嫁の頭の上で砕かれたビスケットには幸福が宿るとされ、招待客は競って拾い集めたそうですよ。
ウエディングケーキはその後、ぶどうや木の実などのフルーツケーキに形を変えていき、新郎新婦の家の人が材料を持ち寄りケーキを焼きました。このウエディングケーキは砂糖が貴重な時代の豊かさと繁栄と幸福のシンボルとされていました。
19世紀中頃イギリスで、ビクトリア女王の第一王女のご成婚の際にドライフルーツを使って固く焼いたケーキにシュガーペーストでコーティングした3段重ねのシュガーケーキが登場しました。
美しい装飾と保存のために砂糖でコーティングされるようになり、この3段のケーキは、最下段はカットされ披露宴の列席者にふるまわれ、2段目は当日来られなかった人たちにおすそ分け、一番上の段は夫婦が冷蔵庫で大切に保管して第一子が産まれた日もしくは1年目の結婚記念日に食べる、という風習がありました。
日本でウエディングケーキが登場したのは戦後になりますが、この時取り入れられたウエディングケーキがイギリス式の3段のケーキだったため長い間この形が主流でしたが、最近では様々な国の、様々な形のケーキが使われていますね。
ウエディングケーキの歴史、思ったよりも古いもので驚いた方もいるかもしれませんね(^^)